パーソナルトレーニングを受けながらダイエットに励んでいる時にパーソナルトレーナーに口うるさく言われたことが「睡眠」でした。睡眠が少ないと太りやすくなる。もっと言えば睡眠が少ないと痩せないと言われていました。
半信半疑なまま睡眠を意識して寝ていたのですが、ある時に家族の予定などで睡眠をおろそかにした時期がありました。すると体重が「ピタッ」と止まってしまいました。食事制限もトレーニングもサボっていません。真面目にやっていたにも関わらず体重が動かなくなりました。そして睡眠をしっかり取り始めると体重が現象していきました。
睡眠も重要性について
ダイエットに限らず、健康や美容でも同じことが言えることなのですが「睡眠」はとても大切です。私がダイエット中に「睡眠不足」となった時は本当に体重が減りませんでした。食事制限もトレーニングもずっと頑張っているのに「体重」が全く動かなかった時期は辛かったです。
停滞期??と担当のパーソナルトレーナーさんに聞いても睡眠不足の時に「停滞期」とは判断できません!!との返答で半信半疑。だったら思いっきり寝てやると意地で3日連続で10時間睡眠を実践しました。
すると今まで溜め込んでいたものが全て出たかのように体重が一気に落ちました。まさに停滞期ではなく「睡眠不足」で体重が止まっていたのです。
睡眠の研究でも実証
日本ではなくアメリカの大学である「コロンビア大学」では「肥満と睡眠」の研究がされており研究結果も発表されています。
平均睡眠時間が7時間~9時間の方と比べると
4時間未満の方は73%
5時間未満の方は50%
6時間未満の方は23%
の肥満傾向が見られたという研究結果があります。
アメリカの「スタンフォード大学」では
睡眠時間8時間の方と比べると
5時間以下の方は血中のグレリンが14.9%増加する。逆にレプチンは15.5%減少したという研究結果があります。このことから睡眠不足が食欲増進を招くと言われているそうです。
睡眠不足で陥るダイエットの失敗
睡眠時間が少ないと代謝が下がり成長ホルモンの分泌が弱まるために脂肪燃焼効果が薄れてしまい、神経系も鈍ってしまうため食欲が増えてしまう悪循環に陥ってしまうということです。
ダイエット中の時はいつもの日常生活よりもさらに睡眠を意識する必要があります。ましてやパーソナルトレーニングなどの運動と食事制限を組み合わせている人は睡眠は十分にとる必要があります。しっかり睡眠をとることで成長ホルモンの分泌が正常に行われ脂肪燃焼効果が高まります。
ダイエット中に睡眠不足を経験した私
睡眠が足りないと体が冷える感覚があり、食べているものが少なくても消化不良を起こしているような感覚がありました。お腹の中に食べ物が入っているのがわかっても何かを口にしたい気持ちがありましたし、体が冷えているために水分もあまり飲みたくない感覚でした。
これでは食事制限と運動を頑張っていても意味がありません。頑張ることは「睡眠」をとって体を休めることです。睡眠はおろそかにしやすいですがダイエットなどで体を変える時にはとても重要です。
ダイエット中に体重が減らなくて「停滞期??」と疑う前に「睡眠」はしっかりとれているのであるかと振り返ることも大切と肌で実感しました。